有罪モラトリアム

そして、ボーリング場に到着しました。
あの、先に言っておきますけど・・・
私スポーツ全般ダメダメなんです。
彼の前だからってぶりっ子してるわけじゃないですよ?!

M「よーし!じゃあ2組にわかれてチーム対抗戦だー!」

B「じゃあ負けたチームは、罰ゲームねw」

M「俺とB、カナタとユキの組み合わせでいいやw」

なぜか対抗戦に・・・。

ゴロゴロゴロゴロ・・・・・

私の投げる玉は見事にガーターへ吸い込まれていきます。
うぅ。

そして叩きだされた恐ろしいスコア・・・。

1ゲーム26ってナニ・・・。

彼は苦手っていってたのにちゃんとスコア取れてる・・・。

M「うはははは。26って初めてみたwww」

B「ユキってほんとにおもろいねwww」

私「だから小学生以来なんだってばーー!w」

M「今も通ってるんじゃないのw 小学校ww」

私「なんだとぅーーーーー?!w」

B「ユキ、あれつけたらww 隣のレーンについてるやつww」

隣のレーンを見ると、小学生らしき子供達がボーリングしています。
ガーターの横に壁がついてる・・・。

私「いらないもん!!!!!!」

やばい、このままじゃ負けちゃうよ!
あと2ゲームで挽回しないと・・・。

私「カナタさん、ごめんなさい・・・。」

彼「気にしなくていいですよw ただの遊びなんですからw」

でも私のせいであなたまで負けるのは嫌なんですー(T▽T)
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