【完】ペテン師との甘い夜
私がお酒に酔っていることを良いことに、男達が群がってくる。



誘ってくる男を拒む気はない。



「ねぇ、お姉さん、今からどっか行く?」



あっ、顔は好みかも。



「良いけど、貴方、上手?」



私は名前も知らない男に単刀直入に聞く。



男はニヤリと笑う。



はぁ…またこのパターン。



こうやって流されてしまうのね。



別に欲求不満でも無いのに。



私は男の後ろに着いて行こうと体を動かした…
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