笑顔のアイドル☆
「は…陽翔先輩…!」

「お前ら付き合ってんの?」


へ?
なんか勘違いされてる…?


「いやだなー!やめてくださいよ先輩!俺こんなに趣味悪くないっすよ!」

「大和…どーゆー意味よ!」

あたしは大和の頭を叩いた。

「いいツッコミやなー捺綺。」


そんなやりとりをしてたら…


「本当に仲良しじゃん。お前ら。」

って言って陽翔先輩どっか行っちゃった。



うーん?
なんか悪い事したかな?ほんの少し、機嫌が悪かったような…?

気のせいかな?



「捺綺。次、ダンスの授業だよ。行こう。」


美里があたしを呼びにやってきた。


「あ!美里ちゃん…おはよう。」

緊張して引きつった顔で大和が美里に挨拶をした。

「おはよう。川島くん。」

堅苦しい返事だったが大和は嬉しそうだった。
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