笑顔のアイドル☆
「それで先輩は彼女いないんですか?ずっと遊びまくってるんですか?」


なんだか嫌みを言いたくなったあたしは、ちょっとトゲのある質問をしてしまった。



「捺綺ちゃん…結構言うよね…。」
と苦笑い。
けれど、先輩は少しずつ話始めてくれた。



「…俺さ、母親がとっかえひっかえ男が変わって…俺の父親が毎日変わるんだよ。」


先輩がそんな過去をかかえていたなんて知らなかったあたしは、さっきまでの嫌みな気分だった自分が恥ずかしく思えた。



「だから俺、女は本気になっちゃいけないもんだって言い聞かせてきたんだ。だから俺は、たった一人俺が本気で好きだと思える子が現われるまで、決して心を渡さないんだ。」





あれ?
このセリフ…どっかで聞いたような…。





あ!
瑠璃だ!!


もしかして…瑠璃の好きな人って…?
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