君だけを...
なかなか、うまくいかない日々
今日も私はいつものように学校へ行くところ。

私の名前は水野可憐。

ごく普通の高校二年生。

「いってきま~す」

「いってらしゃーい」

と、いつものパターンで玄関を出る。

ドアをあけたら

「よ。いつも早いのに今日はお前遅いじゃん」

「うろさいなッ!ちょっと髪の毛結ぶのに時間掛かってただけだし。たまにはいいでしょ?蓮もいつも遅いんだしさ。」

「いつもじゃねぇし。さてと、行くかぁ。」

「う、うん...」

私はいつも考える。今日も遅れてきたのも少しでもかわいくみせようと

髪の毛を一生懸命むすんでるのに....

もう、あきらめたほうがいいのかな?そんなことを思ってたら
あっという間に学校に着いた。

「てか、可憐さっきから何ボォーっとしてんの?」

...。きづけよ!!

「もう、なんもないわ!!」

「はぁッ?何怒ってんの?」

「もういい!てか、悠也呼んでるよ?」

「お~い、蓮!さっきから何回呼べば気づくんだって!」

「あぁ、ごめんて悠也。あっ、可憐ごめん俺さき行ってるわ」

「わかった...。また教室でね」

「おう!」

そういって、蓮と悠也は教室に先に行ってしまった。

「可憐、おはよ!」

「おぉ、瑠美じゃん!おはよ」

瑠美はなんでも相談に乗ってくれる、大切な親友。



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