海に届いた手紙
外に出ると見知らぬ男の子。

どー見ても…年下?

「こんにちわ。」

「あ…こんにちわ。」

私は戸惑いながら挨拶をした。

「あ・あの!上原奈美さんですか?」

なんで、私の名前を……?

「あ・はい。そうですけど…。」

「あ~やっぱり!」

やっぱり…?

どういうこと??

「今からどこか行かれるんですか?」

「あ…いえ…特に決まってませんけど。」

「じゃあ…僕と一緒に来ませんか?」

この人…誰かに似ている……。

「あ…はい。」

とりあえず付いていくことにした。
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