実の弟に恋をしました。




全身から、みるみる血の気が引いていく。



「……な、なにが…」



微かに出した声が、電話の向こうに届いたかは分からなかった。



……だけど。






次の瞬間、











『真弥、嘘だよな?姉弟でこんなことあるわけ……』















< 344 / 380 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop