ライオン
「お前はルールを守ってるからこんなことになるんだよ。
お前はルールを守っていて得をしたことがあるのか?


遅刻もせず
サボりもせず
まじめに仕事してるよな?お前。


車の通っていない道の信号でもお前はちゃんと守っている。


でもそれで何かいい思いしたことあんのか?」



私は首を振ります。



「おい、所でおまえ幸せか?


犬のように働いて
この犬小屋に帰ってきて寝る。



幸せなわけがない。



だってお前は犬だからなあ、ははは」

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