工場裏の宇宙ネコ
「ここから近いのは旅館ねじか・・
 すごい名前だけどここでいいかな?」

『ねじってなんなの?』

「ほら、こういうのだよ」

私は地図の操作板を止めているネジを指さした。

『ふぅん
 そこはねじだらけなの?』

「どうだろね
 そうだったら困っちゃうな」

少し心配しつつ旅館ねじに到着した。
旅館ねじは周りを大きな建物に囲まれたかなり古そうな木造の旅館だった。
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