【長編】Lover only of name[おまけ追加]
なんだかいろんな事があって。


私は、頭の中がぐちゃぐちゃで授業を受ける気にならなかった。


結構、真面目なのに。


いままで、サボったことなかったけど。


私は、サボることにした。


私は、なにを考える訳じゃなくてぼーっとしていた。


たまに、脈絡もなく


『空は青いなぁ』


とか、思ったりした。


それは、チャイムが聞こえてもだった。


なにが現実かなんてわからなくて。


私だけ取り残されてる気になった。


「柚希。
はいっ」


「あぁー。
友紀、ありがと。」


一時間目が終わって友紀が私のとこまで来てくれた。


友紀は、私に飲み物を買ってきてくれた。



「どうした?」


「なんかさ。
私のしてる事ってさぁ。
ばかばかしいなって。」


私は、自傷気味に笑った。


「急にどうしたの?
佐倉となんかあったの?」


「なにもない。
なにもないけど.....。
まっすぐに気持ちを言われたら。
戸惑うし、考えちゃうよ。」


「そっかぁ〜。」


友紀は、理解したみたい。


「....別れようかな。」


呟くように言った。


「マジで。
柚希、変だよ。」


いつもの友紀は、


『別れな』


とか言うのに止めてるし。


「友紀も変だよ。」


私は、笑ってしまった。
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