社会人と女子高生
第1章

駅のホーム

太陽が照り付ける、夏のど真ん中。

今にも沸騰しそうな暑さ。

私は高校に行くために乗る電車をホームで待っていた。

この暑さのせいか、最近体調があまり良くない。


『やっぱり今日は学校休めばよかったかな…。』


でも、お母さんに『今日は学校休みなさい』って言われた手前、意地でも学校に行きたかった。

そして電車はいつの間にか駅のホームに着いていた。

電車の扉が開いて、私は電車に乗ろうとした。

その時、私は後ろから走ってくる人に気付かなかった。
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