夜の街から

見合


戻ったあたしの姿に周りは安心した様に見えた。

それとは対照に学校は、残念がってる様に見えるけど。



まだ、葵子とは話してない。
だけれどもあたしに向ける眼差しが暖色を帯びた様に感じる。

今までは蒼く、暗かった。
更には真っ黒に染まった気もする。



もう少しすればきっと笑って葵子と分かり合える気がする。

全部、その人のお陰だ。
感謝してもし切れない。


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