夜の街から

敗北


勝った、のに悔しい。
損、なんて全く無いのに失った。


喪失感はとてつもなく大きい。

何にもやる気が起きなかった。
だからとにかくベッドに入って思考を止めた。

これで良かった、これが正解だ。
って、言い聞かせて。



朝起きたら、身体がダルくて全然動かなかった。
上手く、頭も働かない。

ホントに、何も出来なかったから学校休んだ。
今日は前から繁華街行こうって決めてたのに、行けなかった。

ただ、何をするでもなくボーッとしていた。
食事を採ることですら忘れていた。



寝てるのか。
起きてるのか。

全然区別が着かなかった。

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