学校イチのチャラ男と手錠∞でつながれちゃった女の子の物語(仮)
ごめんなさい、ごめんなさい。
そんな気持ちでいっぱいになる。
彼の苦悩を理解することなんてできるはずもないのに。
軽はずみに不用意な言葉を言ってしまった。
ズズって、鼻をすする。
「いや、オレの方こそごめん。
桃ちゃんに当たってもしょうがないのに……悪い」
深町京悟は軽く頭を下げ、いつもの穏やかな口調で言う。
「オレさ……。
そいつが引っ越す日。いてもたってもいられなくて、そいつんち行ってみたんだ」