学校イチのチャラ男と手錠∞でつながれちゃった女の子の物語(仮)


「チョコが無理」



「チョコ?」



「カカオアレルギー。
食うと吐く。
そのせいで、結構大変な目にあっててさぁ。
条件反射で想像しただけでも気分悪くなる」



「そうだったんだ……」



アレルギーだったのか……と、心の中で呟きながら、あたしなりの考えをまとめていく。


そして頭を下げた。



「ごめんなさい」



「へ? 何が?」




不思議そうな顔をしている深町京悟に、あたしは自分の胸のうちを話した。



「あのクッキー……チョコ入りだったよね」

< 87 / 405 >

この作品をシェア

pagetop