この想いがキミに届きますように
〜メッセージ〜

街からクリスマスソングが絶え間なく聞こえてくる。


粉雪が私の頬をかすった。




「…空、元気だった?」



私は電車を何度か乗り継ぎ、空のお墓までやってきた。



綺麗に掃除されているお墓が私の胸を優しく鳴らした。


空のお母さんが掃除してくれたんだろうな…。



「空、なかなか来れなくてゴメンね。あれから空の遺品、整理してて…」



私はポケットから一枚の手紙を取り出した。



「私、空に手紙書いてきたの…。」
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