この想いがキミに届きますように
そう思った瞬間、瞳から溢れ出る涙と共に、


「ごめんなさい・・・」


という謝罪の言葉が唇から溢れ出ていた・・・。



「ごめんなさい。ごめんなさい・・・私、私は・・・空くんが好きなの」


空くんが、空くんが・・・



好きっ。

どうしようもない位・・・



―空くんは



「私の初恋、なのっ・・・。」



こんなに涙を誰かの為に流すのは

空くんが初めてだよっ。
< 30 / 114 >

この作品をシェア

pagetop