ほろ苦いポップコーン~『先輩のボタン』続編~



忘れない。


あの日々。


毎日がキラキラしていて、


いつかこのキラキラした日々が終わってしまうんだって


わかってるのに、わからないフリをして・・・



いつまでも自由な『今』が続くんだと、

信じたかった。





未来なんて見えない。


将来なんて・・・


わからない。




ただ、俺の居場所はここだけだと思ってた。




怒鳴ってくれる先生や、


母親のように俺を心配してくれた食堂のおばちゃん。



いつも俺と一緒に走ってた仲間。





全部、永遠だと信じたかった。







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