恋〜ウンメイ〜









未歩が俺と付き合ってることを話した。


正直、反対されるって思った。


それが普通だから。




未歩が悩んでいることは俺も悩んでいる事。



やっぱり不安なんだ。


“好きだから”そんな感情でいいのかと、本当に付き合っていていいのかと。



『結婚は無理かもしれないけど付き合うことはできるわ。
そんな法律なんてないでしょ?

それにお母さんは反対なんてしない。
反対する方が無理よ。

元々はお母さんたちがまいたたねなんだから。』



俺が思っていた答えと全く違う答えだった。


母さんは反対しなかった。


むしろ応援してくれた。



俺たち付き合っていていんだ。


そう思ったら安心したのか俺の頬には涙が流れていた。



嬉しかった。


単純に嬉しかった。








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