ケータイ恋愛小説家
なんとか隙間を作って、声を上げたあたし。


「やめらんねー」


彼はあたしの両手を頭の上に上げて左手だけで押さえ込むと、空いた右手を下げて、あたしの頬から首筋にかけてスーッとなでる。


ビクンッ

思わず体が反応しちゃう。


そして、ブラウスのボタンを焦らすように一つずつゆっくりと外していく。


すっかりブラウスがはだけて下着を露にしてしまったあたし。


「んー。良い眺め」


ニヤリと笑うと今度は首筋にキス。


「……あんっ……」


自分でも驚くような卑猥な声を上げてしまう。

その声を聞いて何か納得するかのように、彼の手が動き出した。

ブラの上からあたしの胸を揉む。


「あ……やぁ……」


甘い吐息とともにまた声が出てしまう。

拒否する言葉を発しているつもりだけど、誰が聞いてもそうは聞こえないだろう。


「やじゃないだろ?」


耳元でそう囁く彼。

彼の長くキレイな指は、あたしのブラの中に入って、とうとうあたしの敏感な部分を捉えた……


そして……
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