ケータイ恋愛小説家
あとがき

わたしは今までたくさんの携帯小説と出会ってきました。

時々ふいに思うんです。

この小説はどんな女の子が書いているんだろう…って。


そうして生まれたのが日向であり、この物語でした。


日向は美人の姉と比べられて育ったため、ガチガチのコンプレックスを抱える女の子。


日向と同じようなことを感じたことがある…とこっそり教えてくれた読者様もいました。


誰もが抱えるコンプレックス。

それを解きほぐす鍵があるとしたら…わたしはそれは恋愛にあるような気がしてなりません。

大好きな人に愛されること、大切にされること。

それって今までの自分の世界がひっくり返るほどの、ものすごいパワーをもらえるんですよね。


連載中、ほんとうにたくさんのメッセージをいただきました。

日向の恋をまるで自分のことのように感じてハラハラしたりドキドキしてくれたり。

そんな温かな声援に励まされてわたしも…そして日向も(笑)頑張ってこれました。


また、蓮君が良いとか、ハチが好きとか、田中先生かっこいい…などなど。

男性キャラの好みもみんなそれぞれで、皆さんからのメッセージをいつもニヤニヤしながら読んでいました。



【ケータイ小説】がこれからどうなっていくのかは、わたしにはまったく想像もつきませんが…。


明るい未来が待っていると信じて…


恋するケータイ作家さんにエールを送ります。
(なんて、わたしに言われても…って感じですが。笑)



そしてこの物語を読んでくださった全ての皆様に

ありったけの感謝をこめて…


ありがとうございました。


2008年3月7日


桜川ハル


→次のページにお知らせがあります。
< 364 / 365 >

この作品をシェア

pagetop