親友の君は
「グハァッッッッ!!!!」

「いじめは隠れてやれば警察にも追放されない・・・それに、殺人より軽くすむでしょ?」

「やめてぇぇ!!!」

私は涙目で訴えながら、必死にもがいて、凛の手から逃げ出そうとした。

「あ~ぁもぅ、うざいのよアンタっ!!!」

その凛の声とほぼ同時に葉月たちが近寄ってきて、私を凛の代わりに押さえつけた。

「フフフ・・・アンタのその長くて邪魔な髪の毛、綺麗さっぱりにしてあげる。フフ・・・大丈夫、スキンヘットにはしないから・・・」

「きゃぁぁーーーー!!!!!!」
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