君がいた部屋~二階階段前倉庫~


ありがとう


陽介君。


素直にそう思えた。


この時はまだあたしも陽介君もお互いのことが大好きだった。


あたし達なら、お互いの悲しみや孤独感を癒していける


そう思ってた。


それはきっと間違いじゃなかったよね?


この時はまだ、希望があったよね?


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