秘密の片思い
それから1週間が経ち、数日間郁斗は大阪へ遠征試合でいない。


その間に涼子と夕食に食べに行く事になった。


仕事が早く終わったのは愛の方で先に会社近くのレストランで待っていた。





「お待たせ~」


涼子が大きなバッグを肩からさげてイスに座った。


「お疲れ」


愛が言う。


隣のイスにバッグを置いた涼子は疲れたとばかりに肩をまわした。


「どうしたの?疲れているみたいだね?」


友人の疲れた様子に聞く。


「そりゃ~戦力の愛がいなくなったんだから大変よ~」


言ってから涼子はすぐに「ごめん」と言った。


< 315 / 646 >

この作品をシェア

pagetop