秘密の片思い
「やっぱり部屋に行こうよ、愛ちゃん、ここに居ても仕方ないし」


座ったばかりの日菜だがすぐに立ち上がる。


なんか日菜、怒ってる?


愛はどんどん行ってしまう日菜を追う前に支配人と話している千波を見た。


目と目があって千波がすまなそうな顔になった。


愛は頭を軽く下げて日菜を追った。


「愛ちゃん、遅いっ エレベーター行っちゃった」


やっぱりイライラしている。


「すぐに来るって」


愛はなだめる様に言った。



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