秘密の片思い
『メール見たよね?郁斗の帰国パーティーの件』


「う、うん あのね、日菜・・・」


『都合は愛ちゃんに合わせるからね』


(はぁ?)


断ろうとしたのに日菜の言葉に言葉を失う。


「ひ、日菜、何を言ってるのよ?」


『だって 愛ちゃんは不規則な生活じゃない?』

 
(日菜・・・何か企んでいない?)


そう聞きそうになった。


「日菜、ここの所ずっと忙しいからパーティーに行けないかも だから日にちは日菜のほうで決めて。行けたら行くから」


無難な答えだ。


『・・・うん わかった 郁斗にそう言っておくね』


(なんで郁斗がそこで出てくるのぉ?)


「じゃあ、またね~ 愛ちゃん」





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