秘密の片思い

再び・・・

郁斗はつややかな黒髪に指を差し入れゆっくり梳く。


「タバコ?」


愛の髪の毛からかすかに匂うタバコの臭い。


郁斗はキスをやめて愛を見つめた。


キスを突然やめてしまった郁斗をただ愛は見つめるだけだ。


瞳は潤み郁斗にキスをされたせいで唇がぷくっと赤くなっていた。


「今日は彼氏とデート?」


「え・・・・?」


郁斗はタバコを吸わないので臭いに敏感だ。


もちろん愛も吸わない。




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