天使のしずく
「大翔ゎ…この前まで、あ、この前ってミィちゃんが転校してくる前のことだけど。
《クール・無愛想》が代名詞みたいなヤツでね?

話しかけてもあんまり反応ないし、自分からは絶対に喋らないし。

ほら、大翔って見た目はスッゴい良いじゃん?

だから女子も沢山寄ってたわけだけど、年上からタメ、年下まで。

でもぜーんぶ駄目。
めったぎり。てか乱切り?

で・学校行事ゎ絶対に不参加だったしー。
とにかく、私が言いたいのは、大翔が今、ミィちゃんに優しいのが奇跡って事!

あたしに言わせれば、今の大翔誰?
ってかんぢ???

ねー本当に大翔とゎ何もないの??

てかなんにもないわけないじゃん!

どぉやって大翔てなずけたのさっ♪」


「て、てなづけたって…なにも……」

「みーうちゃん!」

麗奈ちゃんに攻めよられてすごんでいると、大翔君がビニール袋片手に微笑んでいた。

ぅわ、このタイミングで大翔君!??

というか、この大翔君が

《クール、無愛想》??

どこが??

「購買の限定プリン買ってきたんだ。お昼一緒に食べようよ!」

「え、プリン!??」

「そう、プリン。1日20個の数量限定なんだから。美羽ちゃんプリン好きでしょ?」

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