後輩から恋人へ
通信簿をもらって
大掃除をして


放課後になった

いつもどうりじゃに君が下で待ってくれていた


「いつもごめんねー」

「平気っ」


あれからじゃに君は
心なしか優しくなったように思える



家の下に着き
階段の端に座って2人で話す


「そう言えば明日から夏休みだね」

「会えなくなるね」

「メール出来るじゃん」

「でも、会えないとやだよ」

「大丈夫、会いに来る」

「ほんと?ありがとーっ」



じゃに君を少し、嫌がってたのが嘘のようだ

会えなくなると思うと急に寂しくなった


やっぱ大好きだ!




夏休みも会う約束をして
その日は、ばいばいした
< 36 / 42 >

この作品をシェア

pagetop