お姫様の作り方

「どうして・・・」

あたしは動揺を隠し切れずついそうもらした

すると後ろから

「あなたが選ばれたからよ」

と薄い亜麻色の髪のロリータ服をきた小学5,6年生くらいの子が空を飛んでいた。

わぁーなんて非現実きっとこれは朝読中に寝てしまって夢を見ているんだ
だってありえないもんこんなの、あたしの思考回路からこんな夢が想像できた自体すごいのに


「そうだ、きっと夢だ!こんなこと現実に起きるわけ無いじゃん、」


あたしがそう納得して本を読み続けると


「話を聞きなさい!」


怒鳴られた、夢の中なのに怒鳴られるなんてあたしそんなに誰かに怒鳴られたいわけ!


「あなたの名前は、桜井姫香でしょう」

「そ・・・そうだけど」


何でこの子あたしの名前を知ってんの!

もう何なんだよこの夢!いい加減さめてくれよ


「おめでとうございます、貴方は、第十六代目クローディス王国の姫に選ばれました」


今この子なんていった?

ひめ?火目?秘め?姫?H・I・M・E?

姫!


「ひぃぃーめぇぇー!」

あたしはついつい叫んでしまった、

だってこいつあたしの事を姫って言うんだから



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