もう泣かないで
次の日は学校へ行った。


池田君は心配になったのか?

家まで迎えに来てくれた。


「おはよう。

私もう大丈夫だからね。
一杯心配かけてごめん。」


「僕が一緒に学校へ行きた
くて来たんだからね。」


私は嬉しくて、


池田君に抱きついた。  

母がその姿を見て、


「こら夏海いい加減にしなさい。」


私は池田君と手をつなぎ
走った。



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