もう泣かないで
「夏海がそこまでしなくてもいいよ。


昼間働き夜学校へ行ったら、

二人で会う暇もなくなるよ。

近くにいるのに会えないなんて、


よけいにつらいだろう。


夏海は我慢出来るの?」



「分かんない。


やってみきゃ私にも分からない。



だけど、政巳が頑張っていると思えば、



私も頑張れると思う。」



< 188 / 207 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop