ダイスキ




タケは黙って、納得したのか、いつもの子犬顔に戻っていた


そして、一言


「俺の前でほかの男の話しないでね」


って言った




この時、一瞬嫌な予感が頭をよぎった


この予感が的中し、タケとの距離が遠くなることが分かったのは翌日のことだった





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