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音合わせを終え、片付けを始めながら、アキトがあらたまった態度でナオヤに話しかける。



「ねー、ナオヤ。俺さぁ、オマエにお伺いしたいことあんだけど?」


「おうかがい……?」


「あぁ、訊きたいことって意味ね」


「それぐらい、分かるやいっ! 違くて、なんでそんな言い方?」


「あー、いちをね」


「なんだよっ。気持ち悪いなぁー」


「いやね……そのぅ、アキラのことなんだけどさぁ」


「アキラがどうしたの〜?」


「いや、そのお近づきになりたいってかね……」



なんとも歯切れの悪いキャラと、らしくもないアキトに見て見ぬ振りを決め込むハルタ。いまいち、ピンとこない様子のナオヤ。





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