悪魔なお前のせぇで、俺は一生恋人が出来ないままだ!



俺は倒れた女に近づき、バケツを頭からはずした。



そしてそのバケツを空高く打ち上げると、女の胸ぐらを引っ掴み怒鳴った。



「てぇめぇぇ!!なめてぇぇ!るのです……か」



俺様は自分の目を疑った。



そこには、俺様が今までに見たこともない、美しい少女の姿があったのだ。



肩下までの茶髪、くりくりとした目、透き通る瞳。



俺様の好み、心のど真ん中、ストライクじゃ!



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