あたしのご近所さん。
「あたし…」

「抱きしめたりしてごめんな。嫌だっただろ」



バタン!!!!




美雪ちんの声をかき消して言うとドアを閉めた。


さっきとうって変わって静かな部屋に

ドアの閉まる音が響いた。

美雪ちんの話を聞くのが怖かった。

その先に「ごめん」があるんだって

知っているんだ。






明日からどんな顔して会おう…






俺…大丈夫かな?



天井はどんどんぼやけていって鼻はツンと痛くなる。






「…う…………ぁ……っ!!」


声を押し殺して泣いた。


美雪ちんのぬくもりが残る体は俺を余計に悲しくさせた。
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