あたしのご近所さん。
「えへ、遅くにごめんね?」


とりあえず笑ってごまかす。あたしはやっぱりどうしても悠太の綺麗な顔は直視できないみたい。


地面とにらめっこをしながら悠太の返事を待つ。


「いや、いいよ。上がる?寒いし」


「う、うん」


ドキドキしながらもちゃっかり入れさせてもらう。あたりを改めて見回すと


…なんか部屋がこの前より綺麗になったような…気がする。


気のせいかな?うん、気のせいだ。


「そこらへん座ってて」


机には鶏肉だけが置いてあった。…なんで鶏肉だけ?普通はもうちょっとありそうな気がするんだけど…
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