日だまりの中で
闇の中の光
人は誰でもこの世に生をうけた瞬間から
人々から 愛され 慈しみを受け
誰もがその幼い泣き顔を見ているうちに自然と顔が慈愛を持って微笑む事になるだろう

しかし 私は母親からでさえ愛されていたのだろうか

父親の顔も名前すら 知らない

私自身 自分に身内と呼べる親族は 母親以外誰もわからない
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