桃色のケータイ
コンコン
「真美ちゃんいる?」

私は留守のふりをした…


コンコン
「真美ちゃん?」


コンコン


「ま~な~みちゃん?」

しつこい…。


「真美ちゃんおにいさんと遊ぼうか」


ドスの効いた声が響く。


助けて…!!!


私は窓から飛び出し幼馴染み・一也の家に向った。

ピンポーン…


「はーい。」


一也のお母さんが出た。


「あー真美ですけど一也くんいます?」


「真美ちゃん?まぁ遊びに来てくれて嬉しいわ~さ、どうぞ」


「おじゃまします」


靴を脱いで一也の部屋に入る


「真美?久しぶりだな~最近会ってなかったな」
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