幼なじみが恋人
シュウの声は弱々しく、だんだん掠れて小さくなる。
俯き加減に視線を下に向けると、あたしの肩に顔を埋めて呟くように言う。
「なんで……
俺じゃダメなの?こんなにそばにいるのに。」
耳元で呟いたシュウの声は、私の胸を締め付ける。
こんなにか細い頼りないシュウの声初めて聞いた。
本気であたしを好きだと言うシュウの気持ち。
出来ることならシュウの気持ちを受け止めてあげたい。
なのに、シュウの気持ちに答えられない自分がもどかしい。
