SUGAR&SUGAR


「ん………。知ってる」


気付くのが遅くなっちゃってごめんね?
私、自分のほんとの気持ちを無視してきたんだ。


"有り得ない"って。


「この間、頬っぺた叩いちゃってごめんね。日向……」


ずっと謝りたかった。


「許してやる……。
多分俺…これから───」


「へ?」

「何でもねぇー…」

気になったけど、真っ赤な日向の顔が可愛くて、聞いてる暇なんて無かった。


大好きだよ。日向……───



< 68 / 85 >

この作品をシェア

pagetop