+小さな約束+
謝り…
私は次の日学校に行きたくない気持ちでたくさんだった。でもこんなことにまけてられない…


「おはよう」
私は花にあいさつをした。でも行きたくない気持ちが顔に出ていたのか…
「おはよう。何かあった??」
と心配してくれた。


私は昨日の事を全て話した。もちろん…公園の事も。「その子優しいね!」
花はそう言って頬笑んだ。「うん…!」
「でも…蘭も辛かったよね??ゴメンね??」
「花は何も悪くないよ!」「でも…相談にのってるだけで…何も…」
「花にどれだけ相談にのってもらって助かってると思ってんの?謝るのは…私の方だよ。助けてもらってばっかりで何もしてあげられなくてごめん…」
「私は…蘭がそばにいてくれるのがせめてもの救いだよ」
「花…ありがとう!」
お礼を言うと花は笑った!


でも…問題は…那雪だった。あんなにひどい事いっちゃったし…どうしよ!
でも悪いのは私だから…自分でどうにかしなきゃっ!
「…………おは…」

「おはよー!那雪!」
私が言いかけた時…勝己が勢いよく那雪にあいさつした。その勢いで私の声は消された。

勝己…タイミング悪っ!


「あっ…そうだ。俺さ…どうしても蘭に謝らなきゃいけない事があるんだ…」
「何…??」

勝己は小さな声で私に言った。
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