最高の笑顔
光は、光希を連れて、優の前に向かった。


【優...これわ別れぢゃないからな...お前には行ってらっしゃいや。これな、兄ちゃんとお揃いのミサンガや...兄ちゃんな、ミサンガにおまじないかけてん。優が、空で迷わんように、光のない場所に行かんように....いづでも兄ぢゃんの所戻っでごれるよに....。あ〜なんか寂しいわ〜・・・。ミサンガ大事にせぇよ?】

【優・・・光希やけど分かるか?お前ら兄弟にわ、本間に元気もらったわ。ありがとな。最高の兄弟やな。これから慣れへんとこに行くやろけど...風邪引きなや?んなら、行ってらっしゃい。】

二人が優から離れようとすると、母が一枚の紙を持って来た。

【光..これ..優の部屋にあったんやけど...あんたに手紙書いてるわよ..読んであげなさい...】

優は、光に内緒で手紙を書いていた。
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