王子様のお姫様
大太さんは鍵を開け、ドアを開けようとした。
が、その手を止めた。

「あっ。」

「?」

大太さんは私の方を向いた。

「お城に入る前に、守って欲しい事があります。」

「?」

「敬語で喋らない事!」
< 27 / 53 >

この作品をシェア

pagetop