泥だらけの君へ
彼からの電話

ギラギラ光る太陽が終わりを告げ、再び寒い季節がやってきた。

彼と別れて3ヵ月。

あたしは未だ思い出を捨てきれずにいた。

そんなとき、懐かしい音楽が流れた。

別れてから一度も耳にすることのなかった歌。

携帯が赤く光る。

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