ﾟ｡笑顔｡ﾟ

出会い

「うん！」
私は彼にそう言った。
「だよな？この海最高だよなー」
「そうだね！」


彼は…ずっと笑顔だった。彼の名前は星野拓真というらしい。



「何て呼べばいい？」
「あぁー！拓でいいよ。」「わかった」
「お前は？？」
「私？私は…由利でいいよぉーっ！」
「わかったよ！」


「ってか…学校は？」

そっちこそ…
「拓だって…」
「俺は…別に理由はない」「私は…友達がいないし…いじめも受けるから…」
「そっかぁ…いろいろあるんだな？」
「うん。まあね？？」
　

なんと拓は…私と同じ学校らしい…。

見たことない…。その理由は…入学して…１ヶ月立つころには…拓は学校にきていなかったという。

それに私たちの学年は人数が多くクラスも多いので…会えない…ましてや…見たことすらない、存在じたいを知らない事があったっておかしくは…なかった。

今日という日に
私と…拓は初めて知り合った。いきなりの出会いに私はビックリした。