Cry!Cry!Cry!
~Yumi~
あたしたちはまだ何も貼られてない掲示板を見つめる。
晴香と下駄箱前の大きな掲示板を見るのはこれで4度目だ。
(一回目は高校受験の合否、二回目は1年のクラス、三回目は二年の。)
「来年になると…大学受験の合否を待ちわびるんだろうなぁ…。」
晴香がぽつりと言った。
「うわぁ、嫌なこと言わないでよ。てか、晴香、受験するんだっけ?」
「うーん、音楽の専門学校行く。ゆーみんは私立大?」
「まさか。公立を目指しますよ。」
「ゆーみん、勇者じゃん!」