Cry!Cry!Cry!



「ほら、ゆーみん張り出されるよ!」



今年こそは受験に集中できるクラスがいい。




掲示板に張り出された大きな名簿表を見てそう願った。




「あっ…あった。ウチ、D組。」



晴香はそう言ったあと、あたしも見つけた。



「あっ、またC組だ!」




その時、ざわめきがあった。




後ろを振り向くと校内ベストカップルと呼ばれる


二人の姿があった。





「南葉くんと浅見さん、クラス別れたみたいだよ。」



女子たちがひそひそと話す。



「えー、うそ!?何組と何組?」


「浅見さんがA組で、南葉くんが確か…」






< 188 / 267 >

この作品をシェア

pagetop