運命の赤い糸
 ~入学式~

やっとついた~・・・

「ザワザワ・・・」


さすがに他の新入生が集まってきてるな~・・・

まだ真美と真由は来てないみたいだし・・・


ドンッ

『きゃっ!!』

「いった!」


あ!考え事してたら誰かとぶつかったし!


「ごめん!大丈夫?」

『あ、はい!こっちこそごめんなさい・・・』

「・・・」


やばい・・・この空気どうしたらいいんだろう・・・

もう一回あやまってどっか行ったほうがいいのかな?


『・・・あの!』

「え!あ、なに?」

『あの・・・私遠くから来て友達いないんです・・・』

「そうなの?」


じゃあこの町のこととかわかんないよね・・・

『はい・・・それで、もし良かったらなんですけど・・・///』

「ん?」


なんか顔赤いぞ!?熱あるのかな・・・

だったら保健室行かないと!でもどこだ?

私はキョロキョロした。


『あの・・・!もし良ければ友達になってくれませんか!///』


え・・・?いや、私は別に大歓迎なんだけど・・・

私でいいのかな?



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