【実話】ありがとう…。
月曜日から抗がん剤始まるのに、大丈夫?


数時間たち、少し落ち着く。


「コンコンッ」


2人の男性と1人の女性が入って来た。


「おおー」

たかさんが嬉しそうに笑った。


「佐藤どうだ?見舞いに来たぞ!」



「わりぃな」



「これ、差し入れのケーキ」



「Thank you!」

ケーキを受け取り、入って来た人達を紹介してくれる。


「望、俺のダチの沢木と南。で、南の彼女」



「「「初めまして」」」



「初めまして、望です」

すると沢木さんが、

「彼女?」

と聞いてきた。


返答に困り、たかさんの顔を見ると、

「今、一番仲良くしてる女」



「「そうなんだ」」

と沢木さんと南さん。


30分位、昔話や他愛もない話をし、

「そろそろ行くよ」



「おお、また顔出してくれよ!」



「「じゃあな」」

と頭を下げ帰って行く。


「たかさん、楽しそうだったね。良かったね、来てくれて」

ニコニコ笑って言うと、

「おう、中学からのダチだからな」

たかさんも嬉しそうに笑った。


「ウエッ」

突然吐き気が襲って来る。


背中をさすって、

「大丈夫?」


< 77 / 168 >

この作品をシェア

pagetop